こんにちは、社会保険労務士法人GrowthDesignです。
弊社は社会保険労務士業(人事労務、給与事務のアウトソーシング)また、企業型確定拠出年金(DC)を積極的に導入しております。
本日は【年次有給休暇管理簿】についてお話していきます
年次有給休暇管理簿とは
年次有給休暇管理簿は、従業員ごとに年次有給休暇の取得状況を把握するための書類です。基準日、日数、時季などが具体的な項目であり、そこに該当する事実を記載して管理していきます。
具体的には次の3つの項目が記入されます。
基準日: 年次有給休暇を付与した日を記載します。基準日は、従業員が有給休暇を取得した日ではなく、付与された日です。たとえば、4月1日に雇入れた従業員の場合、10月1日時点で出勤率が全労働日の8割以上であれば、基準日は10月1日になります。
日数: 年次有給休暇の付与日数と残日数を記載します。付与日数は勤続年数や労働日数に応じて定められ、取得日数を差し引いて残日数を記入します。
時季: 従業員が年次有給休暇を取得した日を記載します。時季変更や計画的付与で有給休暇を取得した日についても記入します。