保育士の処遇改善加算Ⅰ

こんにちは、社会保険労務士法人GrowthDesignです。

本日は保育士の処遇改善加算Ⅰについてお話します。

加算Ⅰは、2015年に始まった、職員の賃金改善やキャリアアップの取り組みに応じて人件費を加算する制度です。

施設の平均勤続年数によって加算率が上がり、常勤職員だけでなく、パート・派遣などの非常勤職員も対象になります。

加算Ⅰの加算率は施設ごとに算出されますので、手当の配分も施設によって異なります。

「同じ経験年数であっても、働き先の保育園によって手当の額が違う」と覚えておきましょう。

《対象となる職員》

常勤職員だけでなく、パート・派遣などの非常勤職員も対象

※1日6時間以上かつ月 20 日以上勤務している職員が対象

《給与の上がり方》

【基礎分加算率】

平均勤続年数1年未満で2%

平均勤続年数1年で3%

平均勤続年数10年以上で一律12%

【賃金改善要件分の加算率】

平均勤続年数11年未満の施設で6%

平均勤続年数11年以上で7%

※キャリアパス要件を満たさない場合は2%減額

加算Ⅰは「基本給・手当・賞与」がアップすると覚えておきましょう。

 

弊社は社会保険労務士業(人事労務、給与事務のアウトソーシング)また、企業型確定拠出年金(DC)を積極的に導入しております。

現在、介護・障害福祉・保育の顧問に力を入れております!

ご相談お待ちしております。